約1ヶ月間つづいた待兼山古墳群の調査も本日で最終日です。
調査団一同名残を惜しみながら、作業を行ないます。
地点2(待兼山2号墳)では、最後に詰めの記録作業を行なっています。
埋め戻してしまうと手に入れられなくなる大事な情報のため、
取りこぼしのないよう、しっかりと記録を行ないます。
記録作業が終われば、埋め戻し作業です。
すでに地点1と地点3の埋め戻しは終わっていますので、
地点2を埋め戻せば今年の発掘調査は終了となります。
調査区から掘り上げた土を、学生全員で運び、再び調査区へと埋め戻していきます。
調査区に土を運んでは踏み固めを繰り返し、調査区を掘削する前の状態へと戻します。
さて、名残は尽きませんが、地点2の埋め戻しが完了すれば、
全ての調査区の埋め戻しの完了です。
これをもちまして、待兼山古墳群の発掘調査に幕を下ろすこととなります。
最後に、短い間ではありましたが、当発掘調査のブログをご愛読いただきまして、ありがとうございました。皆様の日々のコメントは当調査団の大きな励みとなりました。
今後ともブログを通じて発掘調査成果を発表していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(M)