いよいよ調査も終盤。
本日は地点1・地点2でも調査区で得た情報を図面に記録する作業が本格化し始めました。
こうして作成される図面は、後々まで残る重要な情報です。
そのため、図面を作成する学生の眼差しはまさに真剣そのものです。
(写真左:地点1 写真右:地点2)
地点2の別の調査区では、壁面にみられる土層の堆積状況を検討しています。
堆積している土が、斜面の上部から流れて堆積した土なのか、それとも人為的に盛られた土なのか、はたまた元々存在した山の土なのかを判別することは発掘調査の重要な技術です。
私たちは度重なる修練を経て土を見る「眼」を養っているのです。
調査も記録作業がメインとなってきましたので、さらなる情熱を残りの作業に注いでいきます。(M)