新調査区での作業開始

今日はまず、昨日の豪雨で溜まった水の排出から行ないました。

日々、発掘調査が終わると調査区にはブルーシートをかぶせて内部が汚れないよう保護しています。

大切な遺跡を調査しているので、できるだけ遺跡が壊れないように注意しているのです。

昨日のような豪雨でもブルーシートで保護していれば

大丈夫です。問題ありません。

ブルーシートをとるときも、中に水が入らないよう慎重にチームプレイで行ないます!

 

今日は調査区を新たに設定し、掘削を開始しました。

現状でのトレンチの位置はこのようになっています。

(画像クリックで拡大)

 

もうひとつのトレンチの発掘調査も昨日に引き続き行なっています。

トレンチの断面に線を引いて、土層がどのような上下関係にあるかを整理します。

この作業は「分層」と呼ばれ、その地形や遺構がどのような経緯で形成されたのかを探る上で

重要な作業です。

今日は3連休の初日。

多くのOB・OGさんが見学に来てくださいました。

経験豊富な各氏から、貴重な意見を賜りました。ありがとうございました。

また、お土産も沢山いただきました。

写真は研究室メンバーが梨の皮をむいているところです。

いつもの発掘調査は合宿形式でおこなっているので、

男子も家事が得意。

でもいったいどうすればこんなに上手く皮をむけるのでしょうか…私、気になります!

来週はいよいよ調査も大詰め。体調に気をつけつつ頑張ります(U)。