本日は、お昼でも肌寒い秋晴れの1日でした。
調査もとうとう終わりに向かっています。
地点1・3では、埋め戻しを行いました。
埋め戻しとは、発掘調査を行ったあと、掘り上げた土を戻して
調査前の状態にすることを言います。
みんなで阪大恒例埋戻し体操を行って・・・・
さあ、埋め戻しです!
まず、掘り上げた土をはこんで、調査区内に埋めていきます。
途中、下の写真のように土が流れてしまわないように、
かけや(木槌の別称)などを用いて叩いていきます。
こうした作業を繰り返していくと・・・
下の通りすっかりもとの状態に戻りました。
発掘調査区をそのままにしてしまうと、
雨水などがたまったり、遺構が検出された場合には風化や流土でそれが傷んでしまいます。
そのため、埋め戻し作業は、遺構などを護るために
大変重要な作業なのです。
一方、地点2では、昨日まで行っていた
土層の図面作りなどの記録作業を引き続き行いました。
地点2も明日には、写真撮影に入る予定です。
調査も残すところあと数日・・・
気を引き締めて頑張りたいと思います(K)
ついに調査終盤ですね。
先日の写真を見る限り、2号墳は非常に細かな単位の盛土であるようなので、図面作業も大変だったと思います。
本当にお疲れ様です。
成果の公表楽しみにしております。
そつ 様
コメントありがとうございます。
図面の記録作業は大変でした。しかし、それだけでなく、調査後の発掘調査報告書の作成に関しても、多くの苦労が待ち構えていると思います。
そういった多くの困難を乗り越えて、皆様になるべく良い形で成果をご報告できるよう努力していきます。