待兼山古墳群の発掘調査もいよいよ大詰めです。
地点2(待兼山2号墳付近)に設定した調査区では、
土層を検討した結果、盛土である可能性が高くなってきました。
そして、測量図をもとに周辺地形を検討し、
北摂山麓から西摂平野までを一望できるという立地条件から判断すると
待兼山2号墳は盛土によって築造された古墳であることが判明してきました。
写真をみていただくと、ブロック状に積まれた土の堆積が、おわかりいただけると思います。
今日は、この盛土を図面に記録する作業をおこないました。
既に調査の終了した地点では、明日以降調査区を埋め戻していきます。
地点2の調査が終了する最後まで、気を引き締めて作業に臨んでいきたいと思います(I)。
いよいよ調査終盤ですね。待兼山遺跡に学術的な発掘調査が実施されていることに感慨深げです。発掘現場までの行き帰り、通学を含めて怪我のないよう最後までがんばってください。
N.T様
コメントありがとうございます。
先輩方が継続的に調査されてきたからこそ、今回の調査も実施することができました。
高名の木登りよろしく、調査の最後こそ気を引き締めて安全に気をつけたいと思います。
あたたかいお言葉ありがとうございました。