小雨、時々雨

今日は朝から小雨降りしきる中での作業になりました。

3月といえども雨の日の亀岡はかなり冷え込みます。

本日の作業は再び窯のなかの掘削作業を行なったことなどです。

休憩時間にはみな自然にストーブの周りに集まってきます。

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残念ながら、午後には雨足が強まり、撤退することになりました。

帰る前には、窯の中に雨水が入り込んでいないように

調査区をしっかりとブルーシートで養生します。

2 のコピー

雨の日は生活当番も大変です。

泥にまみれた大量の軍手を洗濯し

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雨でぬれた体が温まる、スパイスィィカレーを作ってくれました。

美味し!

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昨日、一昨日と写真撮影のためにきれいに掃除した調査区のまわりも、

この雨で元通りに。

一喜一憂というところですが、めげずにがんばっていこうと思います。

(K)

本日ハ曇天ナリ

本日は写真撮影を行ないました。

撮影前には窯や灰原などの遺構をきれいに清掃します。

 

また、遺構だけでなく、周りにたまった土嚢もきれいに積み直しです。

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写真撮影では天気が重要です。

きれいな写真を撮るために、曇りの時を狙って写真は撮られます。 

午後からは、雲がかかるのを待って窯の全形を撮影しました。

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調査も中盤戦になり、窯の様相が次第に明らかになりつつあります。

焚口付近では軒平瓦が検出されています。

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現場では晩御飯は楽しみの一つです。

今日のメニューはビーフシチュー。

入学時はからきし料理ができなかった I 君も

現場4年目にして悲観するレベルではない料理を作ることができるようになりました。

明日もがんばりましょう。

(K)

窯跡の掃除

本日は、明日の撮影などにそなえて調査区の作業を行ないながら、各調査区の清掃を行ないました。

清掃は、基本的には手作業で行い、調査区内の土の表面を削って、フレッシュな面を出し、余分に取れた土を取り除きます。

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調査区で伸びている根などは、写真などを撮ると目立ってしまうので、丁寧に切り取ります。

今回の調査においては、細かい隙間や人の手の届かない部分を清掃するために、集塵機を用いることもあります。

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遺物や遺構の隙間には、とても効果的ですが、もちろん、遺物や遺構を傷つけないように、細心の注意を払います。明日の写真撮影のために、みながんばっていました。

 

調査成果はこれまでですが、今日のブログでは本調査の調査区の配置についてご説明させていただこうと思います。

西山1号窯の調査では、これまで2つの調査区を設けて調査を行なってきました。

各調査区で窯が1基ずつ確認されています。

青色の部分はボーリング調査によって判明した灰原という焼き物を焼いたときに生じた灰や窯の失敗品が堆積した範囲です。

それらがどちらの窯のものであるか、それらの関係から2基の新古関係などを明らかにするために、今回の調査ではそれらの調査区をつないで1つにしています。

現在の調査区の配置は、以下のようになります。

(画像をクリックすると拡大します)

 

西山1号窯 グリッド・調査区配置 4次調査 調

 

黄色い部分は、今回の調査で新たに掘削した部分となります。

(T)

 

雨の日の後で

本日は、昨日雨で早く現場を切り上げたため、気合十分で調査に臨みました。

しかし、昨夜降り続いた雨のせいで、調査区には大量の水が!!

何度目か分かりませんが、それらにもめげず、必死に水を掻き飛ばします。

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今日の作業は、調査区1の窯の中央に設定したあぜの記録の補足と、それらの掘削です。

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あぜを取り外すと、写真のように、窯の壁と接するように瓦が多く出土してくる部分もあります。

また、本日は、来客の多い一日で、OBさんや研究者の方が、調査の見学に来て頂きました。

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お忙しいところ、どうもありがとうございました。

 

皆様にさらなる調査成果が報告できるよう、雨の後でぬかるんだ斜面にも負けず、がんばっていこうと思います。

(T)

 

現場での楽しみ

本日は、朝から記録作業及び、掘削を行なっていました。

調査も中盤となり、学部生も機材の扱いや図面作成に慣れてきたようです。

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一緒に図面を書く先輩も、うかうかしてられません。

掘削については、遺物もいくつか出土しています。

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調査区1では、久しぶりに玉縁という、瓦を葺く際に瓦同士が重なる部分が残っている丸瓦が出土しています。

本日は、昼過ぎから次第に雨が降り始めたため、急いで養生を行い、調査は早めに切り上げざるをえませんでした。

落胆した調査団一同でしたが、不運なことばかりは続きません。

宿舎に帰ると、幸運な出来事が…

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なんと、OGのTさんからの差し入れが届いていました!!

中身はというと、冬の調査ではありがたいフリーズドライの食品たちです。

現場のことを熟知した心遣いに、気持ちがあたたまりました。

これらが活躍するためにも、明日は晴れてくれることを祈るばかりです。

(T)

 

雨の合間をぬって

雨は上がりましたが、今日は時折雨が降るような不安定な天気でした。
雨を避けるように調査は進みます。

昨日は大雨だったせいもあり、調査区内にも汚れた土が入ってしまったため、
朝一番は調査区内の清掃からはじまりました。

清掃が終わった後は、記録作業に移ります。
窯の内部を掘り下げる時は、細かく記録をとっては掘り下げ、記録をとっては掘り下げを
繰り返します。

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記録は、図面上での記録と、

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写真での記録の2つの方法です。

調査の後には最上級生のUさんが、皆にドーナッツを買ってくれました。

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Uさん、ありがとうございます!!(M)

 

雨にも負けず・・・

あいにくの朝からの雨で、一日宿舎での作業となりました。
そこで、今回は雨の日の宿舎での作業をご紹介します。

今日は、土器洗い班と、実測班に分かれて作業を行ないました。

まずは土器洗い。現場で取り上げられた遺物は泥まみれなので、
ハケなどでやさしく洗い、汚れを落とします。

この土器洗いをして初めて、どのような遺物であったかが分かるものもあります。

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そして実測。

これは、遺物がどのような形をしていて、どのような特徴をもっているのか、
方眼紙に記録する作業です。

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今回は、先日出土した緑釉陶器(緑の釉薬がかかった土器)を、実測しました。

生活当番が作ってくれた夕ご飯は、シチューでした。
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とてもおいしくて、エネルギーを補充したので、また明日からがんばります。

(U、H、M、W)

清掃と図面・写真

本日は昨日の寒さとはうって変わって、よく晴れた一日でした。

今日は昨日までで検出した遺構の清掃および図化作業や写真撮影などを行いました。
発掘は一度行なってしまうと元に戻すことはできないので必ず記録に
残さないといけません。
特に記録に残すべきポイントは平面図と断面図です。平面図は遺構の
範囲や遺構の形態を、断面図は土層の堆積状況を示す大切な証拠です。
記録作業の前には遺構を清掃して記録を行ないやすいようにします。
その清掃にも熟達した技術が必要なので先輩から後輩へアドバイス。

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下級生たちも懸命に清掃を行ないます。
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写真手前から調査区2、奥が調査区1です。さらにその奥には遺構を風雨から守ってくれる
ブルーシートが雨で汚れたので干してあります。

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宿舎に帰ると温かい水餃子が待っていました。この季節の調査では温かい
食べ物が喜ばれます。
明日の天気予報は雨ですが、晴れ男・女の力で明日も調査できることに期待です。(K)

 

掘削と遺物の取り上げ

本日は、時折雪が降りしきる中での作業でした。

今日の目的は、窯の中で、記録作業を終えた部分を掘り進めることです。

調査区1とした地点では、窯の床面を確認するために掘削を行ないます。

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2基の窯のうち、どちらも窯の内部の掘削を行なっているため、腰を曲げた状態での調査が続きます。

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次第に窯の実態が明らかとなるのはうれしいですが、体には大きな負担です。

 

また、現在設定している2つの調査区の間をつないだ部分では、ほとんど完全な形で瓦が出土しています。瓦の記録を残した後に、取り上げを行いました。

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このように出土している瓦を

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取り上げました。

今までに出土した瓦の中でも、残りの良い瓦がいくつも取り上げられました。

本日は寒い中の調査で、体が冷え切っていましたが、宿舎で待っていたカレーによって体もすっかり温まりました。

あと数日、慎重な作業が続くと思いますが、気を引き締めてがんばりたいと思います。

(T)

 

雨の日の過ごし方

朝から雨の一日といえど、調査団の朝は早い。

6時30分、一人の男の仕事から朝が始まります。そう、朝食作りです。

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男の作る朝食を食べた後、みな雨がやむことを期待しつつ、着替えて待機します。

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結局願いは届かず、数人は現場に向かい、雨水が調査区に流れ込んでいないか確認し、調査区にたまった水を掻き出します。心なしか、水を捨てる動作にも荒さがみえます。

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本日の現場作業はこれにて終了です。

その頃宿舎では、現場でこれまで出土していた土器などを洗浄していました。

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丁寧に刷毛などを使い土を落としています。

雨の日は、仕事もありますが、同時に我々の疲れを癒すひと時の休息ともなります。

一日遅れた分、明日からも頑張っていこう。

(T)