本日は、時折雪が降りしきる中での作業でした。
今日の目的は、窯の中で、記録作業を終えた部分を掘り進めることです。
調査区1とした地点では、窯の床面を確認するために掘削を行ないます。
2基の窯のうち、どちらも窯の内部の掘削を行なっているため、腰を曲げた状態での調査が続きます。
次第に窯の実態が明らかとなるのはうれしいですが、体には大きな負担です。
また、現在設定している2つの調査区の間をつないだ部分では、ほとんど完全な形で瓦が出土しています。瓦の記録を残した後に、取り上げを行いました。
このように出土している瓦を
取り上げました。
今までに出土した瓦の中でも、残りの良い瓦がいくつも取り上げられました。
本日は寒い中の調査で、体が冷え切っていましたが、宿舎で待っていたカレーによって体もすっかり温まりました。
あと数日、慎重な作業が続くと思いますが、気を引き締めてがんばりたいと思います。
(T)
寒い中、雪の中での作業お疲れ様です。
調査はいつ頃までを予定しているのでしょうか?
一日も早く暖かくなることを祈っております。
これは、接合作業が楽しみな立派な瓦が出ましたね。
でも指先がかじかむ季節なので、取り上げも大変そうです。
……うっかり破片を増やさないように(笑)
みおがね 様
コメントありがとうございます。
今回の調査は、3月末ごろまでを予定していますが、調査の進行度合いにより変化すると思われますので、日々の調査成果をご確認いただければ幸いです。
寒さについては、次第に緩んできているように感じますが、気を抜かないよう(特に遺物・遺構を損なわないよう)にして、集中して調査に臨んでいこうと思います。