今日は晴れの一日でした。
普通に遊びに出かけるときには晴れのほうが気持がよいですけど、発掘作業するときには逆に晴れより、曇りのほうがいいかもしれませんね。
西山1号窯には、現在の調査区以外の場所にも、表面採集で9世紀の須恵器が得られているため、
周囲に未知の窯がある可能性があります。
そこで、本日はその位置を確認するために、磁気探査を行ないました。
調査区の周辺に磁気探査をする範囲を設定し、測定位置を把握するために方眼紙のように小区画をつくりました。
測定結果によって窯の位置を推定することができます。
現在、検出されている2基の窯も、この磁気探査によって位置を推定し、うまく検出することができました。
お昼ごろには、韓国忠南大学校の禹在柄先生と研究室の福永伸哉先生がご来跡くださいました。
激励の品とお言葉をいただき、これからも頑張ろうと思いました。
ちなみに、今日は磁気探査についてきた犬さんとも友達になりましたよ。
犬さんはしっぽをふって、ごきげんです。
なお、この調査では交通不便と安全面等を考慮して、現地での説明会は予定しておりません。
調査の詳細については、このブログを通じて詳細に発信していく予定ですので、
どうか引き続き宜しくお願い申し上げます。
(R)