本日は、昨日から続く雨のため現場での作業は中止、宿舎で図面の整理を行ないました。
良好な状態で窯2基が検出されているため、多数の図面が作成されています。
毎日、現場での作業終了後、宿舎ではその日に作成された図面、また出土した遺物の登録などの作業が行われます。調査も大詰めとなり、遣り残した作業がないか、図面のチェックにも一層注意が払われます。
出土した遺物も膨大な量になってきました。
現場での作業が中止となった雨の日には、遺物洗いを地道に進めます。西山1号窯出土遺物は、粘性の高い土層から出土することが多いため、土をきれいに洗い落とすのも一苦労です。
調査は終盤ですが、今後も地磁気測定のためのサンプリング等いくつかの計測作業を予定しております。来週はじめには調査の目処をつけたいところです。
本日は窯の詳細についてお伝えする予定でしたが、それらの内容は明日以降に延期させていただきます。
(S)