本日は1-2号窯では、昨日に引き続き床面を求めて、瓦と須恵器を重なった層ごとに取り上げました。
全てで12面もの平面図を作成し、やっと窯の全長に渡って床面を検出できました。これで、床面の傾斜角度や構造など、様々な重要な情報を得られました。
窯の殆どは緩い傾斜ですが、焚口に近づくと傾斜が急になる構造であることが判明しました。
図面が終了した後、清掃に入りました。
1-1号窯の方では、掘削と図面作成の作業が既に終わっていて、本日は明日の写真撮影に向けての清掃を行ないました。
やはり写真のため、遺構だけじゃなくて、遺構の周りも綺麗にしたいです。
清掃はまだ終わっていませんので、明日の朝も引き続き行なう必要がありますが、今回の調査の大きな節目と言えると思います。
宿舎に戻ると、おいしい晩御飯が待っていました。英気を養って明日も頑張りたいと思います。
(J)