見えてきた床面

朝からどんよりとした曇り空で、雨が心配されましたがなんとか1日もってくれて一安心。

今日の1-1号窯はまだ見えていなかった窯壁を見えるように掘削していきました。

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慎重に窯のなかにたまった赤色土層の部分を剥がしていきます。

周りの窯壁を崩落させないように細心の注意を払っています。

 

続いて写真撮影のために遺構周辺を清掃しました。

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土を剥がすだけならともかく、遺物がたくさんあると、削ったり浮かしたりせずに土だけを剥ぎ取らなければならないのでとても集中力が必要です。

1-2号窯では、昨日に引き続き平面図の作成を行なっています。

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記録をして遺物を取り上げる作業を一層一層続けていき、深いところでは8層もの瓦が堆積していました。

部分的には窯の床面が顔をのぞかせてきました。

底が見えた(調査の終わりもみえてきた!?)ので、喜びもひとしおでした。

明日もこの作業を続けていきます。

 

連日の作業で調査団も疲れが溜まっているなか、それをふきとばすには餃子しかありません。

なので、今日は餃子祭りでした。

しかも1人あたり10個という大盤振る舞い。宿舎は異様な熱気につつまれています。

これで明日からも頑張れます。

(W,T)

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