月別アーカイブ: 2015年2月

雨の中の調査

本日は、今回の現場ではじめて雨の中での調査となりました。

午前中は雨が強いこともあったため、雨が止んだ合間を縫って、調査に必要な杭に標高などの情報を入れる作業を行ないました。

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これからの調査において重要な情報となりますので、確認作業は怠りません。

雨の日は、しっかりと対策をして調査に臨みます。

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掘削も、調査区を汚さないよう気をつけて行なわないといけません。

足元にきれいな土のう袋を敷いて、土を落とさないように気をつけます。

調査区2の中央に残っていた樹木の切り株も、とうとう除去されました。

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明日からも掘削作業が続きますが、寒さに負けないように頑張っていこうと思います。

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掘削開始

機材もしっかり整い、本格的に調査の開始です。

まずは昨年埋め戻していた調査区の表土と土嚢を取り除きます。作業員の方々の手を借りてひたすら土をどけ、土嚢を投げます。一つ一つの重さはたいしたこと無くても何個も投げているとさすがに疲れます。

明日はきっと筋肉痛ですね!

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土嚢の下からは昨年の調査区が姿を現しました。

その他にも測量などいろいろな仕事が発掘調査にはつきものです。なかにはこんな仕事も!DSCF3683

これは現場の簡易トイレに水をいれている写真です。気持ちよくトイレを使えるのも彼らのおかげですね。

これからいろいろな作業風景もアップしていきます。どうかご期待ください!DSCF3681

(T)

 

 

 

現地入り

今日からついに現地入りです。

今回の調査では新しい宿舎にお世話になります。現地班は快適な生活ができるようまず大掃除。

一軒家を借りるということもあり、ますます共同生活感が強まる気がします。DSCF3634DSCF3643

一方大学班は車で機材を搬入。

日用品も含め発掘調査では多くの道具が必要なので運ぶ量も相当です。DSCF3633

それと簡易トイレやテントなど、発掘調査をするうえでは欠かせない設備を整えました。

これで明日からの現場はバッチリですね!

(T)

 

機材準備

本日は、明日からの発掘調査に備え、機材の準備を行いました。

西山1号窯の発掘調査では、宿舎を借りて集団生活を行なうため、発掘に必要なもの以外にも生活用品なども加わった、大量の機材や道具の準備が必要です。

量の多い荷物を、なるべく小さくまとめるためには、長年の経験がモノをいいます。

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現場に持って行く機材は、数量や状態について念入りにチェックし、最後は一箇所にまとめます。

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今年も実習室の机の上、下に多くの機材が集められました。

明日からはついに現場が開始されます。

今日のようなチームワークで、冬の発掘調査も乗り切っていきたいと思います。(T)

結団式

本日、ついに調査団の結団式を迎えました.

16日からの調査に向けての説明が中心でしたが、これから調査を共にする仲間を確認しあう会でもあります。今回の調査は1回生も多く参加するため大人数での結団式になりました。

3次調査のときとは違い、今回は寒い中での発掘になります。みなさん防寒対策はしっかししましょうね!

前回の調査とは違うことも多いですが、一致団結してこれからの調査を楽しく頑張りたいものです。

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その後は現場初参加者を中心とした機材講習会がありました。発掘調査ではさまざまな機材をフル活用しますが、中には使い方が難しいものも。

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しっかり勉強して調査の際は使いこなせるように頑張りたいです!

(T)

発掘調査再始動

本日より、西山1号窯調査ブログの更新を再開したいと思います。

昨年の夏季の調査では、天候不順などで調査を中断しておりましたが、2月16日から発掘調査を再始動します。

現在は発掘調査の再開にむけて、着々と準備を進めています。

まずは今回の調査から新たに現場に参加する人もいますので、事前勉強会を行ないました。150128 3

昨年度の発掘調査で得られた所見について、大学院生が発表し、今回の調査の目的の再確認や調査の際の留意点について整理しました。

先生方からも様々な意見を頂き、具体的な案も多く出されました。150128 1

今回の調査は窯構造の確認が重要な目的ですので、事前にしっかりと発掘調査の方針を定めておく必要があります。

来週からは、結団式や機材の準備などを予定しています。

今回は冬場の調査になりますので、体調にも気をつけて頑張っていきたいと思います。   (T)