閉合トラバースと写真撮影

本日は台風一過と呼ぶにふさわしい、雲ひとつない晴天でした。

 

そろそろ、発掘調査も終盤です。

今日は閉合トラバースを行ないました。

閉合トラバースは発掘調査で用いる杭の位置関係を確かめる作業です。

ここで確かめる杭に、国土座標が分かっている杭(もしくは基準点)を含めることで、遺跡の場所を国土座標で示すことが出来ます。

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また、調査区1・2ではともに調査区内の清掃をおこないました。

写真を撮影する前に、調査区内に溜まってしまった土を除去し、フレッシュな土の面を出します、

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発掘調査では図面の記録とともに、写真による記録も大切な情報です。

デジタルカメラだけでなく、フィルムカメラも用いて撮影していきます。

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今回の調査では軒丸瓦(左)・軒平瓦(右)が出土しました。

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西山1号窯ではこれまで平瓦などが表面採集されていましたが、

軒丸瓦・軒平瓦が発見されたのは初めてです。

 

さて、宿舎に帰ると3日前に誕生日だった大学院生のTさんのために

生活当番がケーキを作って待っていました。

130917-4

Tさん、誕生日おめでとう!!

 

 

調査の予定日もあとわずかになってまいりました、

やり残しのないよう、気をつけていきたいと思います。(M)

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