秋晴れの発掘調査

 

本日は久しぶりに一日中の晴天で、雨天で作業が行なえなかった分の遅れを取り戻すべく、調査団一同集中して作業に臨みました。

昨日と同様、調査区内を部分的に区画して掘り下げを行ないました。

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調査区1、調査区2ともに、灰や炭が堆積した、灰原と考えられる真っ黒な土層が検出されています。今後、灰原の広がりを調べていくために、掘削の範囲を広げていきます。

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調査区1の西半では、須恵器や緑釉陶器を数多く含む堆積が発見されています。多量の遺物が出土した状況を写真撮影して記録に残しています。

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下の写真は、調査区1から出土した緑釉陶器の破片です。光沢のある緑色のガラス化した釉薬が表面にみえます。焼き物の本体である素地(そじ)を一度、窯で焼成した後に、鉛を主成分とする釉薬を表面に塗って、再度焼成されます。高度な技術を必要とする焼き物です。

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本日の参加者で、記念写真を撮影しました。

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(I)

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