窯内の掘削開始

今日は冬晴れの一日です。ちょっと暖かくなりました。春の訪れをすこし感じて、太陽の光から元気をもらったので、調査は一段と進みました。

今日の目標は1-1号窯の残存状況の解明です。土層の堆積状況を記録するためにアゼを設定して、掘り下げました。

慎重に掘っていくと、窯壁が見つかってきました。

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そして、焚口と思われるところから珍しい緑釉陶器椀の高台が見つかりました!素晴らしい!

透明な濃緑で不思議な輝きがしています。

緑釉陶器とは緑色の釉がかかった平安時代の高級食器ですが、みつかったものは釉も厚く、貴族志向であるのかな、と感じました。

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1-2号窯も灰原直上から古代の瓦が完形に近い状態であらわれました。

瓦は平凡な灰色に見えますが、平安時代の陶工が頑張って作る姿が目に浮かび、感動。

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明日は1-1号窯の床面を検出することが目標です。明日の新発見を楽しみにしています。

ちなみに、今日は台湾からの学生のために、発掘用中国語単語教室を開催しました。
窯体はヤォティ、掘るは”ワ(挖)”、止めては”ティン(停)”です。一緒に覚えていきましょう!

下の写真は、”ワ(挖)”

 

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OBの訪問や差し入れもあり、あたたかい応援をうけて、調査は順調に進んでいます。

(K&R)

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