本日は朝から快晴で、当初危惧されていた雷雨にも遭わずに済みました。
本日の主な調査内容は測量作業などです。
測量では、新たな杭にレベル移動を行ないました。
このほかに、TS(トータルステーション)という機器を用いて
閉合トラバースという作業を行ないました。
TSとはこのような機械です。
閉合トラバースとは、発掘する調査区などを国土座標上で表示する際に用いる
骨組みを作成する作業です。
事前に打ち込んだそれぞれの杭が、相対的にどのような位置関係にあるのか
(どれくらい離れているのか等)を測定します。
下の写真の赤い木杭が今回の調査で新しく打ち込んだものです。
そして国土座標が判明している三角点(下写真のコンクリートの杭)を基準に、
調査に使う杭の位置情報を決定していきます。
こうして国土座標上にのった各杭の位置情報を元に、
実際に掘削する場所(調査区。トレンチともいいます)の正確な位置情報を把握することが出来ます。
手間がかかる大変な作業ですが、ここで高い精度で測量できるか否かが
今後の調査に大きく影響してくるので、作業も慎重に。
また昨日伐採した調査区ではいよいよ掘削が始まりました。
トレンチ(掘り下げる範囲のことです)を設定して、早速スコップを入れていきます。
これからの成果が楽しみです。
今日の夜から天気が崩れるとの予報がありますが、
みんなでてるてる坊主を作って晴天を呼び寄せたいと思います。
調査区には日陰ができてますね。今年も酷暑が続きますが、体調と、あと蚊達に気をつけてください。
通りすがり様
コメントありがとうございます。
今年の調査地も大量に蚊がおりますので、
蚊取線香は欠かせません。
蚊に負けず、いい成果をあげられるよう頑張ります!
発掘作業お疲れ様です。
雨も困りものですが、快晴過ぎるのも大変そうですね。
熱中症に気をつけてこれからもがんばって下さい。
iwano様
コメントありがとうございます。
本日は雨予報でしたが、
なんとか降られずにすみました。
帽子をかぶり、十分に水分補給して、
熱中症にならないよう頑張ります!