今日は月曜日、新しい一週間が始まります。
本日は先週に引き続き、平板測量と掘削作業を行ないました。
掘削作業では、土の堆積状況を調べるためにサブトレンチ
(赤いラインの部分)を設定しました。
サブトレンチとは、トレンチ(調査区)全体の状況をしるために
部分的に掘削する箇所のことです。
この調査区では気になる土層があり、その性格を確かめるために
本日掘り下げてみました。
土の堆積状況を知ることによって、遺構の有無を精査中です。
測量調査も進行中。
先生から指導していただく場面も。
ただし、今日は午後から雨が降ったため、平板測量を途中で切り上げて
図面のチェックを行いました。
トレース台(蛍光灯などで下から光で照らせる机)を使用して測量図面を重ねていきます。図上で点がずれていると後日測り直しになるため、慎重にチェックします。
さて、発掘調査中の天敵は、なんといっても蚊(だと私は思うのです)。
最近調査地付近では雨が多いせいか(あ、雨も天敵ですね)、
蚊が多くて、大変。
例年は蚊取り線香を使用していますが、本年は新たな機器を導入しました。
腰につけることが出来て、動きも軽快です。
山中での作業となりますので虫に注意しながら
調査を進めたいと思います。(T)
調査お疲れ様です!
まだまだ暑い日が続いていますね。蚊は確かに最大の敵ですね。
気づいたら刺されているというありさまです。
土を見るのは確かに大変ですよね・・・雨が少ない今年はなおさらだと思います。
お体に気をつけて調査頑張ってください。
主さま
コメントありがとうございます。
調査の目的として、測量・掘削などの発掘調査における基本技術の向上が挙げられます。教室では実感しがたい土の違いなどを、実際に現場で見て確認しながら日々調査を進めています。
今後も蚊に負けないように調査を続けていきます。